福岡県公立古賀竟成館高等学校

同窓会ホームページ「翔鶴」

学校経営方針

校  訓

『 自主 』 
 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。(孔子)

(優れた人物は協調するが、主体性は失わず、むやみに同調しない。
 つまらない人物はたやすく同調するが、心から親しくはならない。)

『 友愛 』 
 世界中の人が幸福になるまで、自分の本当の幸福はない。(ゲーテ)

(仲間との結束・団結心)

『 練磨 』 
 幸福は慰安や平穏な中にはなく、情熱的奮闘の中にある。(ジード)

(学問、技術を鍛え磨く)

校 名 訓

『 有 志 竟 成 』 
 志(こころざし)有る者は、事(こと)竟に(ついに)成る

志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられるということ。
一見すると困難のようにみえても、固い信念を以て事に当れば遂には実現されるということ。
竟は音+人から成り、音を奉ずる人の形であるとされ、「おわる」「ついに」という意味を持つ。

                                            出典:「後漢書」

令和5年度教育指導計画

令和5年度スローガン
「新時代のニーズに応じて、一人ひとりの人間力の向上と協働性の発揮により、新しい価値の創造に挑む。」

本校のスクールミッション
 古賀竟成館高等学校では、これまでの取組と成果や生徒・保護者・地域のニーズを踏まえ、以下に掲げる事柄を「スクール・ミッショ ン」とし取組を進めます。
・我が国における数少ない組合立の学校として、地域に根ざし、地域に愛される学校
・「竟成館五箇条教育」を徹底する学校
  「竟成館五箇条教育」
  1 日本一「挨拶ができる学校」
  2 日本一「美しい学校」
  3 日本一「校歌が歌える学校」
  4 日本一「一人ひとりを大切にする学校」
  5 日本一「時間を守れる学校」
  
・「志や夢」に向かって勇気をもってチャレンジできる生徒を育成する学校

令和5年度教育指導基本方針
(1) 校訓「自主 友愛 練磨」を体現し、将来を生き抜く力を修得させる。
  ① 生徒主体の学習活動、学校行事等を推進する。
  ② 教育活動全体を通して道徳教育・人権教育を推進し、他者を思いやる心を育てる。
  ③ 部活動、学校行事等を通して、体力・忍耐力・礼儀・協調性を身に付けさせる。
  ④ ボランティア活動を通して地域に貢献し、奉仕と勤労精神を育てる。
(2) 竟成館五箇条教育を推進し、五箇条に沿う人間力を育成する。
(3) 職員の協働性と教育活動への意欲を高め、学校の課題解決を図るために、働き方改革を推進する。
(4) 創立70周年に向けて、地域に根ざした伝統校としての足場を固め、生徒の自尊心と愛校心を育成する。

令和5年度教育指導重点目標
(1)安全に安心して学ぶことができる質の高い学習環境づくり。
  ① 生徒の多様性に配慮しながら、職員全体で組織的に一人ひとりの生徒を見守り、個に寄り添った指導を行う
    ために、複数担任制の充実・効率化を図る。
  ② 新たな時代に即した道徳教育・人権教育を推進しなが ら、「ほめて伸ばす」教育活動を展開する。
  ③ 校内LAN(Wi-Fi)およびICT機器(iPad・クロムブック・電子黒板・プロジェクタ・スクリーン)等の設備 を十分に活用し
    て、生徒の興味関心を高める魅力ある授業や学校行事を作り上げる 。
  ④ いじめ不登校対策委員会や拡大学年会の開催を通して、学校生活や人間関係等に悩みや不安を抱える生徒の
    把握に努めるとともに、全職員の共通理解・共通認識のもとで指導にあたる。
(2)自律的学習者の育成を念頭においた授業改善と教育活動の展開。
  ① 普通科4クラス・総合ビジネス科1クラス体制における教育課程の修正と改善をとおして新学習指導要領に
    基づいた授業改善(主体的・対話的で深い学び)を進める。
  ② 授業改善アンケートや学校満足度調査、学習時間調査等を通じて生徒の実態を的確に把握し、指導の改善を
    積極的に行う。
  ③ 観点別評価の在り方を検証し改善することにより、多面的な学習評価を行うとともに、よりよい評価方法の
    研究を行う。
(3)地域に学び、地域に貢献し、将来地域の担い手となる生徒の獲得と育成。
  ① 志願倍率の維持・向上を図るために、入学者選抜システムの抜本的な見直しを行い、組合内中学校および塾
    との連携を強化する。
  ② 新聞・テレビ等のメディア、学校HPやSNSツールを活用して、本校の魅力を広く発信する戦略的な広報活
    動を展開する。
  ③ 古賀市・福津市・新宮町との連携、および地域の小中学校との連携を通じて、生徒に地域の課題に目を向け
    させ、全校生徒に在校中に少なくとも1回以上の地域ボランティアへの参加を促す。
(4)学校全体で生徒の自己実現を支え、3年間を見通した進路指導体制の構築。
  ① 進路指導の充実を図るため、3年間を見通した進路指導体系を構築する。
  ② 学校全体で生徒一人ひとりの希望進路実現を支援する「相談・指導体制の充実」を図る。
  ③ 国公立大学の情報収集および小論文を含めた入試問題研究を積極的に推進し、生徒に自らの可能性に気づか
    せ、進路実現に向かわせる気運を高める。
  ④ スタディサプリやClassi・Google Classroomを活用し、個別最適な学びや自主学習の推進をとおして上
    級学校への進学を促進する。
  ⑤ 総合的な探究の時間やボランティア活動等をとおして、協働性・表現力・行動力を高め、総合型選抜や学校
    推薦型選抜に対応する実践的な学力を高める。
(5)生徒自身に自らの在り方・生き方を考えさせる生徒指導の推進。
  ① 生徒が主体となり企画・運営を行う学校行事(鶴翔祭・体育祭)を実施する。
  ② 生徒自身が「望ましい服装や行動」等の規範を自律的に考えて、自ら変えていこうとする行動や態度を育成
    する。
  ③ 創立70周年に向けて、生徒の愛校心と自尊心を育成するために、「竟成館五箇条」に沿った取組を、生徒
    会に自ら企画立案させ、学校全体で取り組んでいく。
(6)行事等の見直しによって、職員の働き方改革を推進する。
  ① 部課制を十分に機能させるため、4部制とし、部内の連携の効率化を図り、校務分掌における業務負担の偏
    りを軽減するとともに、協働的で効率的な組織運営を行う。
  ② 業務の精選・見直しを積極的に推進し、業務の無駄を省き、必要な業務に重点的に取り組むことができるよ
    うにする。
  ② 「校務支援システム」の効果的な運用と利活用をとおして、生徒情報の統合を行い、出欠管理・成績管理・
    進路に係る諸帳簿の作成等の効率化を図り、職員の業務負担を軽減する。

目指す学校像・生徒像・教師像
(1) 目指す学校像
  ① 高い目標を掲げ、努力を惜しまず活動する中で、逞しく生き抜く力を備えた生徒を育成し、
    生徒の夢(希望する進路)が実現できる学校
  ② 地域と共に生きる学校(地域から愛され信頼される学校づくりを行い、地域社会から信頼され、
    竟成館に行きたい・通わせたい・応援したいと思われる学校づくり)
  ③ 感動と熱意溢れる「師弟同行」の学校
(2) 目指す生徒像
  ① 校名訓「有志竟成」の精神に則り、高い志を持って努力する生徒
  ② 創造的な生徒(基礎学力を身につけ、個性豊かで創造的な生徒)
  ③ 信頼される生徒(規律やマナーを身につけ、自他を尊重し、責任感のある生徒)
  ④ 挑戦する生徒(健やかな体を育成し、向上心旺盛で何事にも積極的に挑戦する生徒)
(3) 目指す教師像
  ① 使命感に溢れ、責任感が強く、教育目標達成のために、努力と研鑽を重ねる教師
  ② 生徒の学校生活の充実と、将来にわたる自己実現を支援する教師
  ③ 率先垂範を旨とし、生徒・保護者をはじめとして、地域社会に信頼される教師
  ④ 幅広い識見と高い人権意識をもち、生徒一人ひとりを大切にする教師